野菜作り失敗の傾向と対策

いざ自分で野菜を作ってみると失敗の連続です。むしろ失敗するのが普通といってもいい。 失敗を続けるうちに、ふと、より多くの失敗を知っていることが野菜作り上達への最短距離じゃないかと考えるようになりました。 失敗がベースにあって、そこから一つ一つ失敗の要素を取り除いていく。できる限りの失敗を予防する事で成功を目指す。それが私の野菜作りの基本的な考え方です。 そういう思いで、私が実際に野菜を育てて失敗したこと、そしてなぜ失敗したのか自分なりに考えた事を蓄積していきたいと思います。 その他農業に関するトピックスも少しずつ更新していきます。

野菜づくりの失敗について
①失敗の傾向=どんな症状が出ているか、特徴的な症状は何か?
②原因=症状が出た理由はどんなことが考えられるか?
③対策=次はとうしたらいいか?
という風にできるだけわかりやすく考えます。原因と対策は個人的見解ですのであしからず、、、

    ①失敗の傾向 ナスの葉に穴が開く。特に6月中下旬以降に多い。テン ...

①失敗の傾向 大玉トマトの3段目以降の果実の尻部分が黒くなってしまう。ミニトマトでの発生は少ない。 ②原因 尻腐れという生理障害。病気ではなくカルシウムの欠乏症状。 カルシウムの欠乏症状には、様々な原因が考えられ ...

①失敗の傾向 きゅうりの下葉に病斑が出てくる。病斑は小さく細い。梅雨時期に多く見れれる。 ②原因 きゅうり斑点細菌病の病斑。土壌の細菌が雨による泥はね等により広がる。アザミウマの食害痕と似ているため、葉裏にアザミウマがいないか確認する ③対策 病斑が出 ...

①失敗の傾向 ナスの実に穴が空いてしまっている。 ②原因 オオタバコガによる食害。ナスの他トマトやピーマンにも見られる ③対策 一つの樹につく数は少ないので見つけ次第取り除く 葉裏をよく見て卵のうちに取り除く。オオタバコガの ...

①失敗の傾向 エダマメの茎や花の丸くて黒っぽい虫がいっぱい付いている。触ると臭い。 ②原因 マルカメムシ ③対策 基本的に飛ぶことができるので手で払っても効果は期待できない。数が少なければ生育にさほど影響はないが、まだ小さな苗時期から ...

①失敗の傾向 カラーピーマンが緑のまま色がなかなか付かない。 ②原因 カラーピーマン、パプリカは、通常ピーマンが開花から15〜20日で収穫になるところ倍以上の時間がかかります。そ ...

①失敗の傾向 大きくなった大玉トマトのヘタ部分から実が割れてくる。 ②原因 1.土壌水分の変化によっておこる。乾燥が続いた後で急に大雨が降ると起こりやすい。 2.直射日光が実に直接当たり続けると皮が硬くなり裂果しやすくなる。 3.品種 ...

  フタトガリコヤガ ワタノメイガが葉を巻いている様子 ①失敗の傾向 葉っぱが葉脈残して穴だらけになってボロボロにしてしまう。 ②原因 オクラの葉を食べる害虫といえば、まずフタトガリコヤガを考える。年2 ...

①失敗の傾向 ナスの葉に赤い卵がついている。同様にししとうやピーマンにも見られる。 ②原因 ホオズキカメムシの卵 ③対策 ホオズキカメムシはナス科野菜につくカメムシ。葉や茎から養分 ...

①失敗の傾向 下から3段くらいの実は取れるが、それ以降の実が取れない。樹が大きくならない。 ②原因 樹勢が低下している。雨が少なく肥料が効いていない。 樹勢が低下しているかどうかは、 ...

①失敗の傾向 トマトの実に穴が開いている。下の方の実に被害が出ている。穴の大きさが大きく深くえぐれている。。虫糞も見られない。 ②原因 鳥害 ③対策 防鳥ネットを利用する。 ...

①失敗の傾向 トマトの下葉に不定形の病斑が出はじめる(写真のような病斑) はじめは、褐点のような病斑だが、次第に広がってきて病斑が大きくなり、枯れてくる。 ②原因 トマト褐色輪紋病 カビによる病気。湿度が高い条件下で起こる。前作の残さが一次 ...

①失敗の傾向 きゅうりが曲がってしまう。初めはまっすぐなきゅうりが取れていたのに生育が進むにつれて曲がったキュウリが増えてくる ②原因 まずは、株が弱ってきていることが考えられる。初期段階できゅうりを取り忘れたり、収穫が追い付かないなどきゅうりを大きくし ...

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