ウリ科の野菜につくウリハムシ。 葉にまあるい輪っか状の食害痕が付きます。 生育初期にウリハムシにやられてしまうと、その後の生育に大きく影響する。 きゅうりやカボチャを作るときは、生育初期にあんどん仕立てにしたり、ホットキャップや不織布で覆ったりするとウリ ...
野菜の種を自分でとってみる⑧ねぎ
ねぎの種とりです。 ねぎ坊主が立派になって、ちらほら種も充実してきたので坊主をとって乾かして種を取りたいと思います。ネギの種は真っ黒。 この品種は、おそらく難波ねぎだと思います。 難波ねぎはこの度、なにわの伝統野菜に認定されました。 大阪市のHPに ...
緑肥(ヘアリーベッチ)をすき込んだ際の土中窒素量の計算
マメ科の緑肥、ヘアリーベッチを畑にまくと、根の根粒菌による窒素固定という作用によって土が肥えます。ヘアリーベッチは、秋まきのマメ科の中では最も生育旺盛です。 逆に言えば、緑肥としてヘアリーベッチを利用した場合は、土に肥料分が供給された分を加味して、 ...
アブラムシと天敵クサカゲロウ
ナスの葉裏にクサカゲロウ発見。 クサカゲロウの幼虫もアブラムシを食べてくれる天敵。 クサカゲロウといっても何種類もあるうちのどれか。 幼虫は、背中に自分が食べたアブラムシなどのごみを背負っています(いないやつもいる) カゲロウの幼虫はアリジゴク ...
オクラが大きくなりすぎて収穫量が減る
①失敗の傾向 種を播種して栽培しているオクラが大きくなりすぎて収穫しにくい。 オクラの大きさが大きくごつごつしたものになる。 節間が広がり収穫量が減る ②原因 種を播種して、かつ一本仕立てにした場合に樹勢が強くなりすぎてしまう。 ③対策 ポット苗にして、2~3 ...
トマトの老化苗を植えたが大丈夫か
①失敗の傾向 育苗したがひょろひょろの苗になってしまった。(一枚目の写真) 葉色も褪せて黄色くなってきているがそのまま植えても大丈夫か。 ②原因 ひょろひょろの苗の原因は、 定植遅れによる老化。 肥料のやりすぎ。 水のやりすぎ。 苗の間隔が詰まりすぎ。 ポットの ...
ひまわりが生えている周りには雑草が少ない。アレロパシー
この写真を見て、違和感を覚えないでしょうか? 自分が気になったのはヒマワリの周りに雑草があまり生えていないところです。 ヒマワリに他の植物を生育を抑制する性質あるのではと思ったのです。 そのような性質をアレロパシーと言ったりします。 ヒマワリのアレロ ...
屈地性とオーキシン
寝かして植えたトマトのその後の写真です。 クっと上を向いています。 植え付けた次の日には、こんな風に立ち上がりました。 なぜこのようにすぐに上向きになるのか。 これは主に重力と関係しているようです。 植物の屈地性といいます。 植物の生 ...
柿の雄花、雌花、単為結果
柿は、日本で1000種類くらいあるとも言われています。地方で同じ品種を違う呼び名で言ったりするので正確な数はわからないようです。 柿は身近でありながら案外その性質を知りません。 柿は雄花と雌花が違います。 雌雄異花といいます。 ただ、たくさんの種 ...
畑の準備と土壌PH,EC
次の作の畑の準備をしなくてはいけません。 本格的な土壌分析はしませんが、ざっくりと畑の土の状況を知るためにECとPHくらいは測らないといけません。 PHとは土壌の酸性、アルカリ性の指標。 PHは、何か所か測って弱酸性6.0~6.5近辺であればいいです。 作物によって ...
育苗用土いろいろ⑤パーライト
真珠岩を高温で焼き、粉砕したもの、多孔質で保水性に優れる。 陽イオン交換容量は非常に低く、PHが7.0-7.5と高い。 ピートモスと組み合わせることが多い。 肥料分がなく、微生物もいない。 肥料の持ちが悪い。 ...