①失敗の傾向
ミニトマトの実が大きくならないで小さいまま赤くなってしまう。

②原因
・品種によってはもともとできる実が小さいものもある。
・収穫期後半の実は、樹の栄養状態が悪いと小さな実になりがちです。生育期後半になると、花の咲く間隔(節間)が短くなり、果房も小さいものになります。
・株間が狭く根が詰まりを起こすと上手く実が大きくならない。
・水を極端に切らすと、皮が固く大きくなりにくい。
・果房が複数ある場合は、花数は多くなるので、実の数が多くなりがちである。
・肥料不足で茎が細い場合、果実も小さくなりがちである。

③対策
原因に応じて対策する。
・品種選びに際に大きくなるミニトマトを選ぶ(例:アイコなど)
・追肥を適宜行い、樹勢を維持する。(葉の先を見て栄養状態を見る⇒追肥のタイミングを参照)
・株間を大きくとり(60㎝くらいがいい)根が張るスペースを確保する。
・水を切らせすぎない。
・花数を整理するために摘花又は摘果して一つの房に付く果実を6-10個以内にする。