12670227_476860772487807_2390967124591199156_n


インフルエンザは、インフルエンザウイルスが原因です。
人間は、ウイルス由来の病気が多いですね。
 

昆虫にも病気があります。
原因はある種のカビ(糸状菌)
写真はヨトウムシが病気になって死んでいます。
白くカビが生えているのが特徴です。
 

写真は、自然界で自然に発生しているものです。
この病原菌(カビ)を製剤し農薬としても売っています。
 

この農薬を生物農薬といいます。天敵や拮抗微生物なども含まれます。
生物農薬は、有機JASで使用が可能ですし、環境中にもともとあるものを利用しているので、化学農薬と比較して環境に負担が少ないと言われています。
 

生物農薬は以前から販売されていますが、10年前くらいに増加して以来販売高は、横ばいです。日本の農薬市場は3,300億円くらいですが、生物農薬の市場は20億円くらい。全体の0.6%にすぎません。
減農薬の貢献する農業技術として、上手に使うと面白い思います。