13083358_502253933281824_698786239602456739_n
13015621_502253823281835_289407696914749837_n


畑の一部に緑地帯を作ること。
 

それは、ただ雑草を放置するのではなく、ある程度コントロールする。
ヨーロッパでは広い畑の一部にそのような雑草地(緑地帯)を残す方法がとられているといいます。
緑地帯の目的は、天敵の養生、生物多様性の維持にあります。
 

ヨーロッパの有機農業の考え方は、外から何かを持ち込むのではなく、その土地の力を最大限生かす技術を捉え、持続可能な農業にアプローチしています。緑地帯もその技術の一つ。
 

日本の有機農業は、農薬不使用や化学肥料不使用によって持続可能な農業にアプローチしていますのでちょっと狭義で、本質からズレがちです。もちろん日本にも土着天敵を使うなどの技術はありますが、周囲の理解が得られにくいのも事実です。
 

緑地帯に何を植えて天敵を養生したらいいか。
普段雑草をよく観察して、どんな虫がついているか見て見るのも面白いです。