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雑草の管理方法を変化させるとは具体的にどんな方法があるでしょう。
このノリ面の管理を例に考えてみます。

①まず、単純に考えれば、草刈りの回数を変えることです。今まで年3回だった草刈りを年6回にすればきっと出てくる草種は変化し、今の雑草ではないものになるでしょう。

②この木のような雑草の根っこを抜いてしまうという方法もあります。

③何かで ノリ面を覆ってしまうという方法(マルチング)もあります。1番簡単なのは刈った雑草を敷いてしまうという方法ですが、防草シートなどを使う方法もあります。

①②とも労力、時間などのコストがかかります。
③も防草シートはコストがかかるし、枯れ草を放置するのは火災の危険などで認めにくいかもしれません。

④もう一つ考えられるのは、他の植物を植えることで雑草を抑える方法です。
このノリ面のちょっと先にノリ面に木を植えている所があります。

樹木の管理が多少必要だと思いますが、日陰ができるので下草に雑草はほとんど生えません。
手入れしやすく(背の高くならない、害虫がつきにくいなど)見た目の良い木を選んで混植します。
ノリ面は、景観の要素もあるので、木々の混植はとても街の雰囲気が良くなりそうです。丸坊主と比べてどうでしょう。

この管理方法は「植生管理」ともいい以前から興味があったのですが、コスト面からもこれは農業にも役立つ考え方だと思います。