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土壌微生物ってどんなものでしょう。土壌には多種多様な微生物が存在し、1グラムの土壌で約1千万~数千万にもなるといわれています。
例えば細菌、放線菌、糸状菌、藻類、センチュウ、ミミズなどです。
 
 
自然状態では、土壌微生物はそれぞれで自分の領域をせめぎ合って生きています。
だから何か一つの病原菌が増え続けることは難しいです。
 

土壌消毒でスタートすると確かに微生物がいないところからスタートするわけですから病気もでにくいといえます。でももしある病原菌に好適な環境が整ってしまうとその病気が一気に広がるリスクがあります。
邪魔者がいないですから。
そうなると、農薬を使わなくてはいけません。
 
 
だから、土壌消毒でスタートするということは、その後の生育において農薬の使用が前提になるということです。

大規模単一作物生産ではそういう栽培体系になっています。

 
写真は、畑のマルチの下をあけてみたところ。
白いカビのようなものが生えています。放線菌の一種だと思います。
世の中で使用されている抗生物質の2/3は、放線菌の二次代謝物から分離されてたといわれています。
 

放線菌がよく働いている土は、バクテリアによる野菜の病気を抑える可能性が高い土ともいえるわけです