畑に生えるキノコは、腐生菌です。
畑の落ち葉や堆肥など有機物を分解して栄養にしています。
私の畑の堆肥はヒノキを使っていますので、ヒノキのリグニン(すごく分解しにくい有機物)
を分解してくれているのではないかと思います。
分解が進むということは、堆肥を栄養に変えることができているということでしょう。
そう考えるとキノコが生えやすい環境を作ってあげるといいと言えそうです。
キノコが生えやすい環境とは、温度やら水分量やらが関係しそうです。
天敵養生の考え方も、土壌微生物や菌の考え方も、環境をコントロールして規格の揃った農作物を安定的に収穫しようという考え場合は、要素が複雑で導入しにくいなあと思います。
結局こういう技術は、どこかおいしいとこ取りのような、一部分だけ導入しても上手くいかないことが多いのだと思います。
天敵を使うこと。
色々な菌を活かすこと。
バンカープランツを利用すること。
有機肥料を中心に肥料設計をすること。
不耕起栽培にしたり。
草生栽培にしたり、、、
これはトータルで考えたほうがよい複雑な農法だと思います。
でも自分で自分が食べるものを作る場合は、こんな作り方をすると面白いし理科の勉強になります。
コメント