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遺伝子組み換え作物(以下GM)について不安を感じるという声を聴きます。


良い悪い、好き嫌い、選択する、しないということを決める上で
GMの基本的な情報を知って判断の材料にしたらいいのではないでしょうか。

出典:農林水産省「遺伝子組換え農作物の現状について」より抜粋

まず、遺伝子組み換えとは何か?

品種改良の一つの方法として用いられている遺伝子組換え技術とは次のようなものです。
① ある生き物から特定のタンパク質に対応する遺伝子を取り出し、
② 改良しようとする生き物の細胞の中に遺伝子を導入し、
③ 細胞がタンパク質を合成するようになる。

結果として、細胞はタンパク質がもたらす新たな形質を有するようになる。
あらゆる生き物において、遺伝子(DNA)・タンパク質は共通性の高い化学構造をしているので、理論的には、あらゆる生き物の間で遺伝子を組み換えることができる。

遺伝子組換え作物と元の作物との違いは?
① DNAに外来の遺伝子が導入されていること
② その遺伝子により新しいタンパク質が作られること


世界でどれくらい栽培されているか?


・2018年の世界のGM作物の栽培面積は1億9,170万ha

・日本の国土面積全体の約5倍、世界の農地面積の約13%
 
・GM作物の栽培面積が多い国は、米国、ブラジル、アルゼンチン、カナダ、インドで、この5か国で世界のGM作物栽培面積の91%を占めている。


・作物別GM栽培面積
 大豆7,540万ヘクタール(世界の大豆作付面積の75%)
 トウモロコシ5,100万ヘクタール(同32%)
 ワタ2,470万ヘクタール(同82%)
 ナタネ820万ヘクタール(同26%)


作物によっては実際すでに遺伝子組み換え作物が栽培面積の大部分を占めていると分かります。


とくに途上国での栽培が増加しています。