940987_465990423574842_2943068103397068739_n


冬至を過ぎて、少しずつですが日が長くなってきています。
 

前にも書きましたが、植物は、この微妙な変化を感じることができます。
このことを日長感受性とか光周性とかいいます。
 

今日、とあるところから電話があって、「街中で稲を栽培しているのだけれど、今年生育が悪かった。
おそらく近くの店舗の夜間照明が影響しているのではないか?見てほしい」という内容でした。
 

この内容は実はよくある問い合わせです。
 

稲は、日照時間が短くなる(正確には、暗期が長くなる)と穂をつけます。
つまり穂が出る時期は夏至(6月下旬)以降です。このような植物を短日植物と言います。
 

稲の成長のある期間(だいたい、穂がでる前の1ケ月間くらい)に稲に夜間照明があたると、光が当たっていると勘違いして、穂を作らなくなってしまうのです。
※品種間に感受性の差はあります
 

結果として収穫時期がおくれたり、穂が十分に熟さないということがおこり収量が減るなどの害が出ます。
 

街なかの街灯は50-100ルクスくらいあり、40ルクスを越えると収穫できないと言われています。
5ルクスでも影響が出ます。