banana


日本人が最も食べている果物はバナナです。
2014年の1世帯(2人以上の世帯)当たり年間購入量は18キログラムと、2位のミカンの13キログラムを大きく引き離しています。
総務省統計局「家計調査年報」より


日本バナナ輸入組合が2014年に実施したアンケートで、バナナを食べる理由の1位は「手頃な値段だから」でした。


1965年時点の1キログラム当たり平均価格は218円でした。
バナナ自由化で輸入が急増した1972年に一時124円まで急落しますが、1975年以降は180~250円の範囲を上下に推移してあまり変化していません。
バナナは「物価の優等生」といわれるゆえんです。


日本に輸入されるバナナの9割以上を占めるのはフィリピン産です。
2013年のバナナの世界生産量1億0671万トンのうち、首位のインドは26%を、2位の中国は11%を占めますが、ほとんどが国内で消費され、輸出に回りません。


バナナ輸出国はエクアドルが長年首位で、2位をフィリピン、コスタリカ、コロンビアが争っています。


しかしながら、輸出国の気象災害や新興国の需要の増加などに伴いバナナの現地仕入れ価格は3~4割上昇しているようです。


近年のバナナ価格はジワジワ上がっています。


気が付いたらスーパーなどを見てください。
バナナの値段が変わらないけど本数が減ってることありませんか。