nuka
gy214

(成分表=米ヌカを使いこなす:農文協より)

米ぬかを肥料として使っている方も多いと思います。
最近は身近にコイン精米機があったりもします。


米ぬかは、ずっと昔から田畑で使われていたようなイメージがあります。
白米が食べられるようになったのは江戸時代ですから。


しかしながら、一般的に米ぬかが手に入るようになったのは実は最近なんですね。
おそらく2000年頃からじゃないでしょうか。


なぜなら、お米の流通は長い間、政府管理下にあって、精米工程も当然まとめて行われていたからです。大正時代の米穀法に始まり、食糧管理法(食管法)は昭和17年~平成6年まで継続していたので、その間米ぬかは、身近で手に入れにくかったと思います。


政府主導で水稲栽培が進められてきたため、増産指導が基本でした。
食管法が制定されたころ10aあたりの水稲の平均収量300kg程度でしたが、食管法が終わるころには500kgを超えています。
これは化学肥料中心の施肥指導がなされたのも大きく影響しています。
この中では水稲農家さんでも米ぬかを肥料として使っていた人は少なかったでしょう。
 

水稲栽培農家さんがそういう状況であれば、畑作農家さんが一般的に米ぬかを使用していたとは考えにくいです。
だから、肥料としての米ぬかの使い方も人それぞれのようです。


表は米ぬかの成分表です。
窒素、リン酸、カリが2-4-3くらいです。
バランスよい肥料が安価に身近に安く手に入るということですね。


米ぬかは生のままで使うこともあれば、少し発酵させてから使うこともあります。
微生物を増やしたり、ヒエの抑草効果も期待できるというデータもあります。


米ぬかを上手に使える農家さんはまだまだ少ないようです。
使うに越したことはないでしょう。
化学肥料の代わりに上手に使っていきたいですね。