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寝かして植えたトマトのその後の写真です。
 
 
クっと上を向いています。
植え付けた次の日には、こんな風に立ち上がりました。
 
 
なぜこのようにすぐに上向きになるのか。
 
 
これは主に重力と関係しているようです。
植物の屈地性といいます。
 
 
植物の生長にはオーキシンという生長ホルモンが影響しています。
 
 
このホルモンは茎の先端で作られます。
このホルモンは重力の影響を受け上から下に移動します。
 
 
通常は生長点から根に向かってオーキシンが流れ、根は重力の方向、茎は重力と反対方向に伸びます。
 
 
茎を寝かせるとオーキシンは茎の下面に溜まります。
オーキシンが溜まった下面の生長は上面よりも早くなります。
 
 
そうして茎は再び上向きになるのです。
夕方に植えて、朝には上向きになりました。
 
 
植物は、このように本当に素早く受光態勢を整えるので寝かして植えても大丈夫。