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植物を構成する要素をもう本当に単純化してしまえば、
 
C、O、H、N。
 
植物は、二酸化炭素(CO2)と水(H2O)と光エネルギーで糖(C-H-O)を作る。
そしてそれに窒素(N)をくっつけてアミノ酸にしている。
 
水(H2O)と窒素(N)が大切なのはわかる。


植物を構成する要素は、大きくC,O,H,Nと書いたが、それぞれの割合はどの程度なのか。

植物乾燥重あたりの割合は以下の通り。(植物によって多少ちがう)
数字は農文協「土と肥料根っこから見た土の世界」より抜粋。


C=45%
O=45%
H=6%
N=1.5%


それ以外
植物が育つために必要な要素(必須元素)には
多量要素と微量要素というものがあって、


多量要素には、
リン
カリウム
カルシウム
マグネシウム
硫黄


なんかがありますが、構成要素の割合はぐっと下がって


リン=0.2%
カリウム=1.0%
カルシウム=0.5%
マグネシウム=0.2%
硫黄=0.1%


くらいだそうです。


微量要素にいたってはさらにちょっぴり、本当に微量になります。


鉄=0.01%
マンガン=0.005%
亜鉛=0.002%
銅=0.0006%
塩素=0.01%
モリブデン=0.00001%
ホウ素=0.002%
ニッケル=0.00001%


単純化しすぎたらいけないかもしれませんが、
仮にある植物が育つのにカリウム10㎏/10a必要ならば、マンガンは、わずか50g(一握り)でいいくらい。


それくらい植物構成要素からみた必要量が違う。
作物には要素欠乏症状というものがありますが、こういう視点でみれば、微量要素欠乏というのはさほど気にしなくてもいいんじゃないかと思う。土壌PHに気をつけておけば。


写真は水耕栽培のマグネシウム欠乏。
水耕栽培の場合、要素欠乏がはっきりと出やすい。