世界のお米は大きく分けて2つに分けられます。
一つはインディカ米。
もう一つはジャポニカ米。
ジャポニカ米はさらに二つに分けられて、
一つは熱帯ジャポニカ米。(ジャバニカ米ともいう)
もう一つは温帯ジャポニカ米です。
写真①細長いのがインデ ...
カテゴリ:水稲
全国でコシヒカリはどれくらいつくられているか
近所のお米の収穫時期がそろそろ終盤でしょうか。
今、日本で栽培しているのお米の品種の1/3以上がコシヒカリです。
なぜ、コシヒカリがここまで多く栽培されているのか?
それはコシヒカリ=美味しいお米という刷り込みが消費者に浸透しているからです。
お米の美味し ...
陸稲
陸稲。(おかぼ・りくとう)
初めて見ました。
びっくりした事に、この陸稲は、隣の水稲品種の苗床をそのままおいて陸稲として育てているとのこと。
見た目ヒエみたい(葉が開いた感じの姿が)
水稲をずっと水不足状態にして育ててできた種は、水分ストレスに強くなり陸 ...
日長感受性の話①お米の出穂遅れ
冬至を過ぎて、少しずつですが日が長くなってきています。
前にも書きましたが、植物は、この微妙な変化を感じることができます。
このことを日長感受性とか光周性とかいいます。
今日、とあるところから電話があって、「街中で稲を栽培しているのだけれど、今年生 ...
お米の価格と価値
グラフはクボタのHPより抜粋
いきなりですが、労働価値説というアダムスミスやマルクスが基本とした物の価値の決まり方の考えがあります。
農産物の価格下落の一つの説明になるのではないかと思いましてここにあげてみます。
労働価値説というのは、ざくっと言え ...
コシヒカリBL
石川県の親戚がコシヒカリを毎年送ってくれます。
せっかくなのでこのコシヒカリについてあれこれ
コシヒカリといえばイメージで新潟県、魚沼産って有名ですね。
でもコシヒカリの元々の発祥地は福井県です。福井県の試験場育種です。
この石川県、福井県のコシヒカリと ...
お米につく黒い痕
道際に、雑草が生えていました。
オヒシバというイネ科の雑草です。
よーく見ると、わかりますか、虫がいますね。
この虫は、ホソハリカメムシといいます。いっぱいついていました。
ホソハリカメムシは、イネ科が大好き。
この後、稲に穂がつくとそっちに移動して稲のも ...
お米の価格
福島県でお米を作っている、大学の同級生のコメント。
「せっかく全て1等米だったのに、JAの買取価格は1俵たったの6600円ですよ!
百姓を馬鹿にしてるとしか思えない。
それでも売り先がJAだけしかない農家は「もう稲作辞めたい」って、口を揃えて言ってます。
今年ぼくは ...
ネリカ米
はじめて聞いて、初めて食べたアフリカの米、ネリカ米。
長粒種やら赤米やら緑米やら香り米やらが混ざったような不思議なお米。
香りが独特。美味しいかと言われると慣れない味なのでたくさん食べられない感じです。
アフリカでは、手でお米をつかんで食べるので、日本の ...
お米の等級
お米の等級。
お米には等級というものがありまして、1等米、2等米、3等米、規格外といった感じです。
等級が違えば、お米の値段も変わります。
例えば、農協に買ってもらう時に、1ー2等米で1000円/60kgくらいかわります。(農協によって若干変わります)
等級があ ...