野菜作り失敗の傾向と対策

いざ自分で野菜を作ってみると失敗の連続です。むしろ失敗するのが普通といってもいい。 失敗を続けるうちに、ふと、より多くの失敗を知っていることが野菜作り上達への最短距離じゃないかと考えるようになりました。 失敗がベースにあって、そこから一つ一つ失敗の要素を取り除いていく。できる限りの失敗を予防する事で成功を目指す。それが私の野菜作りの基本的な考え方です。 そういう思いで、私が実際に野菜を育てて失敗したこと、そしてなぜ失敗したのか自分なりに考えた事を蓄積していきたいと思います。 その他農業に関するトピックスも少しずつ更新していきます。

カテゴリ: 農薬

昔の農薬と今の農薬の違い。   この表は農薬の適用表というもので、必ず農薬に付いています。(読みづらくてすみません、模式的に見てください)農薬の使用マニュアルのようなものです。   ごちゃごちゃ書いてある方(下)が昔からある農薬です。 シンプルな方(上)が ...

農産物にどれくらい農薬が残留しているのでしょうか。   農水省が行った残留農薬に関する調査結果によると 調査した1,197検体(述べ検体数6,111)のうち、農薬が検出された検体数は897件(延べ検体数)での14.7%。   農薬を使用している以上農作物に農薬が残留する率は ...

私たちは農薬漬けの農作物を食べているのでしょうか?   今の農薬は、昔の農薬と比べて何がどのように違うのでしょうか?   日本は海外と比較して単位当たりの農薬使用量が多いとカウントされるのはどうしてでしょうか?   断片的にしかわからないと思います。調べるこ ...

宮崎県の施設栽培における取組でICM(総合的作物管理)という考え方です。   http://www.maff.go.jp/j/seisan/gizyutu/hukyu/h_event/pdf/dream03_miyazaki.pdf#search='宮崎方式ICM  農薬メーカーでも近年IPM(総合防除)※という考え方を取り入れてきています ...

インフルエンザは、インフルエンザウイルスが原因です。 人間は、ウイルス由来の病気が多いですね。   昆虫にも病気があります。 原因はある種のカビ(糸状菌) 写真はヨトウムシが病気になって死んでいます。 白くカビが生えているのが特徴です。   写真は、自然界で ...

農薬も医薬と同様に耐性菌の問題がおこります。 耐性菌の問題とは、ある種病気に対して同じ薬を使い続けるとその薬の成分が効果を示さない菌が表れる問題をいいます。 農薬では、結構この耐性菌問題が起こっていて、耐性菌ができると、もうその農薬はいっさい使ってもらえ ...

不思議なもので、虫は全ての野菜を万遍なく食べるわけではないようです。 手前のキャベツと奥のキャベツ、同じように農薬を使っていませんが、 手前のキャベツはあまり虫にやられていませんが、奥はだいぶやられています。 虫は、弱いものから食べていきます。他より小さ ...

ダイコンサルハムシは、慣行農業ではあまり問題になりませんが、無農薬栽培で問題になります。 農薬に弱いんですね。 今回カブが非常にダメージを受けました。 その原因を仮説ですが推測しました。 ダイコンサルハムシは夏の間成虫で過ごし、9月中旬から卵を産みます。 ...

無機銅剤を使用されている方はいらっしゃるでしょうか? 無機銅剤は、基本的に有機JAS栽培で使用が認められている数少ない殺菌剤の一つです。 (ややこしいですが、有機銅剤というものもあり、こちらは有機栽培には使えません。 基本的にと書いたのは、認証機関によって解釈 ...

ストチュウ+とうがらし液を原液をそにままま、散布してしまいました。 そうするとこのような薬害のような症状になります。 倍率を間違えるとこうなるという参考事例として、、、 ...

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