野菜作り失敗の傾向と対策

いざ自分で野菜を作ってみると失敗の連続です。むしろ失敗するのが普通といってもいい。 失敗を続けるうちに、ふと、より多くの失敗を知っていることが野菜作り上達への最短距離じゃないかと考えるようになりました。 失敗がベースにあって、そこから一つ一つ失敗の要素を取り除いていく。できる限りの失敗を予防する事で成功を目指す。それが私の野菜作りの基本的な考え方です。 そういう思いで、私が実際に野菜を育てて失敗したこと、そしてなぜ失敗したのか自分なりに考えた事を蓄積していきたいと思います。 その他農業に関するトピックスも少しずつ更新していきます。

カテゴリ:農トピックス > 自家採種

(農水省HPより抜粋) 日本の野菜及び花きの種子の90%は海外で委託生産されている。 その内半分が、アメリカとイタリアだそうである。   今後、全部の種の供給が止まるなんてことにはならないかと思うが、作物ごとに採種適地があるだろし、種の生産技術をすぐにあちこちに ...

現代農業 2018.4より抜粋させていただきました。 家庭菜園など、趣味で栽培する場合は、品目、品種関係なく自由に自家採種(自家増殖)できます。 ただし、登録品種の収穫物の販売、無償・有償にかかわらず譲渡もできません。 登録されていない品種については、種を自家採 ...

自家採種(自家増殖)とは、収穫物の一部を次の作付けのための種苗として用いることであり、農業者にのみ認められているものです。 自家増殖が認められているのは、 ①農業者が、 ②正規に種苗を購入し、 ③その種苗を用いて収穫物を得、その収穫物を自己の経営において種 ...

種苗の自家増殖が、原則禁止されます。   現行の種苗法では、一部の品目については、許諾の必要なものがあるものの、生産者が購入した種苗から自家増殖して次作で使用し、それを販売することは原則容認でした。 育成者権のあるものは、原則的に自家増殖できなくなりま ...

ねぎの種とりです。 ねぎ坊主が立派になって、ちらほら種も充実してきたので坊主をとって乾かして種を取りたいと思います。ネギの種は真っ黒。   この品種は、おそらく難波ねぎだと思います。   難波ねぎはこの度、なにわの伝統野菜に認定されました。 大阪市のHPに ...

この花、以前にも載せたかもしれませんが、ニンジンの花です。 さらに言えば、小さなニンジン、ミニキャロットの花です。 この写真が7月くらいだったかな。 ずっと置いておくとすっかり枯れてしまいます。 なぜ置いておくかというと、種をとってみるためです。 すっか ...

これはなんの種でしょう? これは、アスパラの種です。 アスパラガスは雄株と雌株があって雌株に種をつけます。 雌雄異株といいます。 雌株かどうかは種をつけるまでわかりません。 アスパラは葉があるんですが(アスパラガスを食べる時の先端のちょっと膨らんだ部分が ...

アブラナ科の野菜の種取は難しいと言われています。 なぜならアブラナ科の野菜の多くは、自分自身の花粉で受精出来ず、他の花の花粉を使って受精するという性質があるからです。(自家不和合性という) だからどうしても交雑しやすく、種を固定しにくいのです。 ただ ...

ダイコンはアブラナ科の野菜です。 アブラナ科野菜は、アブラナ科同士交雑しやすい(交配してしまう)という性質があります。 例えば、キャベツとブロッコリーは近くに置いておくと、次世代の種はキャベツとブロッコリーの性質が混ざった種が出来上がります。 白菜と ...

オクラの種をとってみる。 収穫も終わりのオクラは種取りに向いてます。 オクラは自家受粉で他のものと交雑しにくい野菜です。 (近くに違う種類のオクラを作れば混ざる可能性はあります) ①オクラはほっておくとどんどん大きく硬くなってきます。オクラの木も2m以上にな ...

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