失敗の傾向
収穫した地ばいきゅうりを見ると地面についていた面が汚く汚れている
何かかじられたようなあとがあり、また透明なゼリー状のつぶつぶがみられる
原因
なめくじによる食害痕
透明なつぶつぶは、なめくじの卵の可能性がある。
雑草が多いとナメクジが多い傾向が ...
カテゴリ: 害虫
ナスの新葉がボロボロになる、新葉に穴があく
失敗の傾向
ナスの新葉がボロボロになってしまう。
ひどいものは新葉の生育が止まってしまう。虫は確認できない
新葉に穴と同時に茶色い点々が確認できる。
原因
ナスの葉を食害する害虫はたくさんいるが、新葉を中心に6月~7月くらいにボロボロになる症状はカメムシ ...
害虫の発生をいち早く感じる力
害虫の発生は、突然やってくるように思いがちです。
しかしながら、害虫は少しずつ増えていっています。
はじめは、小さく葉をかじる程度です。
そして徐々に大きくなる過程で葉の食害も大きくなります。
葉が大きくかじられていて初めて害虫の発生に気づくことが多いか ...
害虫について考える⑫
カブラヤガの幼虫(ネキリムシ)は葉を食べる時に太い葉脈や中肋を残さず食べる。
葉柄を食害して切断する被害も生じました。多発生時には葉は食い尽くされる。
カブラヤガの幼虫のみが、太い葉脈や硬い葉柄をバリバリ食べたりできる。
ヨトウムシなどは葉柄や中肋が残 ...
テントウムシとアブラムシ②
例えば、カラスノエンドウには、たくさんのアブラムシがつきますからテントウムシもよく見かけると思います。
が、このアブラムシは、ソラマメヒゲナガアブラムシといって、ソラマメも加害するので近くに一緒に育てるとソラマメについてしまいます。他のマメ科の野菜 ...
テントウムシとアブラムシ①
テントウムシは、アブラムシを食べてくれる天敵として知られています。
じゃあ畑でテントウムシを増やしてアブラムシを退治したらいいじゃないかというお話になります。
ただ、ことはそんなに単純ではありません。
なぜなら天敵のテントウムシが増えるためには同時に餌で ...
害虫について考える⑪ナメクジ、カタツムリ
ナメクジがもっとも孵化するのが、4月、5月です。
ちょうど苗の植付け時期と重なって葉の食害がひろがります。
ナメクジは、なんでも食べるようなイメージがありますが、ナス、スイートコーン、シソなんかが好きなように感じます。
日中はナメクジなかなか見つかりません ...
害虫について考える⑩ウリハムシ
ウリ科の野菜につくウリハムシ。
葉にまあるい輪っか状の食害痕が付きます。
生育初期にウリハムシにやられてしまうと、その後の生育に大きく影響する。
きゅうりやカボチャを作るときは、生育初期にあんどん仕立てにしたり、ホットキャップや不織布で覆ったりするとウリ ...
害虫について考える⑨5月に発生するヨトウガ
ヨトウムシは年2回発生しますが、5月、6月は要注意月間です。
非常に幅広い作物について加害しますので防除が難しい害虫の一つですね。
一番いいのは、この葉裏の卵の状態で見つけることですが、これはなかなか難しいです。(全部の葉裏を見るわけにはいかな ...
害虫防除の歴史②害虫の誕生~虫からみた日本史~より
1890年代(明治23年~)に入り、日本でも国立の農事試験場や、府県の農事試験場が設立されました。
そこで地域の害虫の調査がすすめられ、防除方法などの試験、研究が行われるようになりました。
ここで研究された害虫防除技術をどのように農家に広めていったか。
政府は1 ...