野菜作り失敗の傾向と対策

いざ自分で野菜を作ってみると失敗の連続です。むしろ失敗するのが普通といってもいい。 失敗を続けるうちに、ふと、より多くの失敗を知っていることが野菜作り上達への最短距離じゃないかと考えるようになりました。 失敗がベースにあって、そこから一つ一つ失敗の要素を取り除いていく。できる限りの失敗を予防する事で成功を目指す。それが私の野菜作りの基本的な考え方です。 そういう思いで、私が実際に野菜を育てて失敗したこと、そしてなぜ失敗したのか自分なりに考えた事を蓄積していきたいと思います。 その他農業に関するトピックスも少しずつ更新していきます。

カテゴリ: 栽培技術

【失敗の傾向】 フレンチマリーゴールドをナスやトマトのすぐそばに混植とマリーゴールドが大きくなりすぎてナスやトマトの生育を妨げてしまう 【原因】 フレンチマリーゴールドは作物の近くに植えると光や養分、水分の競合を起こしてしまう フレンチマリーゴールドは生育 ...

(農水省HPより抜粋) 日本の野菜及び花きの種子の90%は海外で委託生産されている。 その内半分が、アメリカとイタリアだそうである。   今後、全部の種の供給が止まるなんてことにはならないかと思うが、作物ごとに採種適地があるだろし、種の生産技術をすぐにあちこちに ...

ソルゴーの隣にさつまいもを植えていたらさつまいもの葉が黄色くなってしまいました。 おそらくソルゴーの根っこがさつまいものあたりまで伸びてきて栄養競合してしまったのではと思います。栄養の取り合いですね。 緑肥作物は生育が旺盛な分、他の作物との距離を考えな ...

緑肥セスバニアの特徴 草丈は2mを超える。 風よけ、日影作りにもよい。 豆科の緑肥で窒素固定する。 根が硬盤を抜くため、排水性が良くなる。 茎の中が空洞であり、簡単に切りやすく、分解しやすい ...

ニンジンのトウ立ちはなぜ起きるか? 緑植物感応型作物とは、ある程度の大きさに達した株が10℃以下の低温にあうことによって花芽を分化する作物。その後の高温長日で抽苔します。 低温感応性は品種によって異なり、一般的に東洋系は敏感で欧州系は鈍感です。 東洋系の金 ...

ダイコンのトウ立ちはなぜ起きるか? 種子春化型作物とは、種子が吸水し動き始めた時から低温に感応し、花成が誘起され、花芽分化する作物。分化後は高温長日条件で抽苔が促進されます。 一般的に敏感なのは5~7℃とされます。 晩抽系は低温は変わらないものの、低温遭遇 ...

農作物気象災害対策指導指針(平成6年3月)より 梅雨時期になると、排水性の悪い畑だと滞水してしまい野菜の根にダメージを与えてしまうことがある。 野菜は種類によって耐湿性・耐水性に違いがある。 したがって、水に弱い作物は排水性の良い畑で栽培し、水に比較的強 ...

害虫の発生は、突然やってくるように思いがちです。 しかしながら、害虫は少しずつ増えていっています。 はじめは、小さく葉をかじる程度です。 そして徐々に大きくなる過程で葉の食害も大きくなります。 葉が大きくかじられていて初めて害虫の発生に気づくことが多いか ...

都会でよくみられるのが光害と言われるものです。 作物の中には、日長によって花芽を付ける習性をもつ作物があります。 つまり、日の長さを自ら感じて花芽を付けるスイッチを入れるということです。   通常であれば、日の長さは季節によって一定の期間で切り替わるので問 ...

雑草草生栽培 小規模生産の場合、雑草草生栽培に取り組むのもいいアイディアだと思います。 なぜなら、しっかり除草するというのはとても大変な作業だからです。 草生栽培に取り組むメリットはは労力の軽減だけではありません。 仮にもともと田んぼのようなところで野 ...

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