野菜作り失敗の傾向と対策

いざ自分で野菜を作ってみると失敗の連続です。むしろ失敗するのが普通といってもいい。 失敗を続けるうちに、ふと、より多くの失敗を知っていることが野菜作り上達への最短距離じゃないかと考えるようになりました。 失敗がベースにあって、そこから一つ一つ失敗の要素を取り除いていく。できる限りの失敗を予防する事で成功を目指す。それが私の野菜作りの基本的な考え方です。 そういう思いで、私が実際に野菜を育てて失敗したこと、そしてなぜ失敗したのか自分なりに考えた事を蓄積していきたいと思います。 その他農業に関するトピックスも少しずつ更新していきます。

カテゴリ:ナス科 > ナス

【失敗の傾向】ナスの葉に白い無数の点々が生じる。葉裏を見るとオレンジ色の小さな虫がいる。ひどい場合はクモの巣状の糸がはる【原因】ハダニ高温乾燥時に発生しやすい。風通しが悪いところやナスの樹勢が落ちる8月に増える。【対策】樹勢の維持とひどい場合は更新剪定をし ...

【失敗の傾向】 ナスの葉の表面が白っぽく病気のような点々がつく 特に葉脈に沿って白い点々が多くみられる 葉裏に葉脈に沿って白い食害痕が見られる(シルバリング) ダニによる被害と間違えないように注意する 【原因 】 アザミウマによる食害痕 【対策 】 アザミウ ...

失敗の傾向 ナスの苗を定植したのに全然大きくならず、下葉が黄色くなりはじめて萎れる 根をほりあげると根が全然出ていない 原因 ナス科の連作障害による生育不良 (トマトやナス、ジャガイモ、唐辛子類などのナス科を栽培した同じところで同じナス科の野菜を定植した ...

失敗の傾向 ナスの新葉がボロボロになってしまう。 ひどいものは新葉の生育が止まってしまう。虫は確認できない 新葉に穴と同時に茶色い点々が確認できる。 原因 ナスの葉を食害する害虫はたくさんいるが、新葉を中心に6月~7月くらいにボロボロになる症状はカメムシ ...

①失敗の傾向 7月中頃まで綺麗なナスが収穫できていたが、梅雨明け後急にツヤのないナスが増えてきた。 梅雨時期よりも生育速度が遅く、切って中を見てみると種が目立つ。 ②原因 水不足。梅雨明け後、雨が降らず気温が急に上がり、夜温も高い状況 ...

①失敗の傾向 ナスの下葉から葉が汚い茶色になっていく。全体的に元気がない。 葉脈の間が茶色くなってくる。新葉には症状が出ていない。 ②原因 マグネシウム欠乏によるネクロシスの可能性がある。 ③対策 マグネシウム ...

①失敗の傾向 ナスの下葉が黄色くなって葉が落葉する。葉脈が緑色に残って、葉脈の間が黄色くなる。 ②原因 マグネシウム欠乏 ③対策 ナスはマグネシウム欠乏が出やすい。マグネシウム欠乏は葉の光合成を阻害するので、 ...

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