野菜作り失敗の傾向と対策

いざ自分で野菜を作ってみると失敗の連続です。むしろ失敗するのが普通といってもいい。 失敗を続けるうちに、ふと、より多くの失敗を知っていることが野菜作り上達への最短距離じゃないかと考えるようになりました。 失敗がベースにあって、そこから一つ一つ失敗の要素を取り除いていく。できる限りの失敗を予防する事で成功を目指す。それが私の野菜作りの基本的な考え方です。 そういう思いで、私が実際に野菜を育てて失敗したこと、そしてなぜ失敗したのか自分なりに考えた事を蓄積していきたいと思います。 その他農業に関するトピックスも少しずつ更新していきます。

カテゴリ:ナス科 > トマト(ミニトマト)

失敗の傾向 トマトの葉に、黄色く変色したものが見られる。 原因 こんな症状が出た葉の裏側を見てください。 よくよく目を凝らしてみると、赤い点々とした虫が見られます。 本当に小さいです。 場合によっては、糸状のものが見られます。 ハダニです。 (ハダニはクモの ...

①失敗の傾向 トマトの葉が内側に丸まってしまう。 葉の生長点が萎れてしまう。 これらの症状が畑全体に生じている。 さほど肥料を与えていないのに葉色が濃くなる。 ②原因 水不足 ③対策 急な水やりはトマトの割れの原因になるので注意する。 乾燥が続いた後に急に多量 ...

ミニトマトで芽かきした芽を苗として再利用する方法。     芽かきでとった芽はそのまま捨てないで、プランターに入れた鹿沼土に挿します。水を絶やさず、日陰に置いておきます。     すると数日で茎から根が出てきます。     これを再び苗として再利用できます。 ポ ...

①失敗の傾向 周りのミニトマトと比べると少し生育が遅く、全体的に黄色い感じ。 生長点付近の葉が小さく縮れているものが見られる。 葉の色が黄色と緑色がマダラになる。(モザイク症状) 現段階では虫等が発生していない場合も多い。 ②原因 何らかのウイルス病(見ただ ...

①失敗の傾向 育苗したがひょろひょろの苗になってしまった。(一枚目の写真) 葉色も褪せて黄色くなってきているがそのまま植えても大丈夫か。 ②原因 ひょろひょろの苗の原因は、 定植遅れによる老化。 肥料のやりすぎ。 水のやりすぎ。 苗の間隔が詰まりすぎ。 ポットの ...

トマトの単為結果性。 単為結果性とは、植物において受粉が行われなくとも果実を形成する性質を言います。つまり、単為結果性トマトとは、花粉がめしべにつく必要がなく実がなるトマトということです。   農業的にはどういう利点があるか。     今、トマトは冬でも食 ...

①失敗の傾向 梅雨時期までは比較的問題なかったが、夏に入り、ミニトマトの皮が硬くなってくる。また、実につやがなくなってくる。 ②原因 もともと、露地栽培向けの品種は、水分の影響を受けやすいため、皮が割れにくい(硬い)品種が多い。 また、梅雨が明け高温乾燥が続 ...

①失敗の傾向 ミニトマトの葉が全体的に白っぽく色が抜けたようになる。茎も白くすすけたようになる。実にもかすれたような白い模様が見られる。葉裏を見ると糸がはっているかオレンジ色の小さな虫が沢山いる。 ②原因 ハダニによる被害。乾燥が続くと発生しやすい。 ③ ...

①失敗の傾向 特に大玉トマトのヘタ部分あたりから筋状のヒビのような傷が入る。実が割れて中味だ見えることも。 ②原因 生理障害でチャック果と言われる症状。 地下水位が高く、水田転換畑で生じやすい。根の活性が悪いためにカルシウムが吸収でき ...

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