アオムシコマユバチは、アオムシに寄生する蜂です。 アオムシの天敵。 写真は、アオムシに寄生したコマユバチの繭です。 アオムシに寄生した蜂の幼虫は、アオムシをコントロールします。 寄生されたアオムシはエサを食べ続け、幼虫に与え続けます。 また、幼虫はアオ ...
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天敵について考える②テントウムシとアブラムシの関係
害虫と天敵との関係を考えてみます。 例えば、天敵について考える①で出てきたアブラムシとテントウムシの関係。 アブラムシはテントウムシの餌になります。 食う食われるの関係です。 テントウムシが生きていくためには餌のアブラムシがいなくてはいけません。 つま ...
天敵について考える①カラスノエンドウとテントウムシとアブラムシ
カラスノエンドウが沢山生えています。 カラスノエンドウは、豆科の雑草ですが、よく見るといっぱいテントウムシがついています。 テントウムシがいるということは、アブラムシがいるということです。 アブラムシがいるということは、それを捕食するクサカゲロウや ...
土壌微生物について考える③畑のキノコ
畑に生えるキノコは、腐生菌です。 畑の落ち葉や堆肥など有機物を分解して栄養にしています。 私の畑の堆肥はヒノキを使っていますので、ヒノキのリグニン(すごく分解しにくい有機物) を分解してくれているのではないかと思います。 分解が進むということは、堆 ...
農薬について⑮緑地帯という考え方
畑の一部に緑地帯を作ること。 それは、ただ雑草を放置するのではなく、ある程度コントロールする。 ヨーロッパでは広い畑の一部にそのような雑草地(緑地帯)を残す方法がとられているといいます。 緑地帯の目的は、天敵の養生、生物多様性の維持にあります。 ヨ ...
農薬について⑩総合防除という考え方
宮崎県の施設栽培における取組でICM(総合的作物管理)という考え方です。 http://www.maff.go.jp/j/seisan/gizyutu/hukyu/h_event/pdf/dream03_miyazaki.pdf#search='宮崎方式ICM 農薬メーカーでも近年IPM(総合防除)※という考え方を取り入れてきています ...
農薬について⑨害虫も病気になる(生物農薬)
インフルエンザは、インフルエンザウイルスが原因です。 人間は、ウイルス由来の病気が多いですね。 昆虫にも病気があります。 原因はある種のカビ(糸状菌) 写真はヨトウムシが病気になって死んでいます。 白くカビが生えているのが特徴です。 写真は、自然界で ...