野菜作り失敗の傾向と対策

いざ自分で野菜を作ってみると失敗の連続です。むしろ失敗するのが普通といってもいい。 失敗を続けるうちに、ふと、より多くの失敗を知っていることが野菜作り上達への最短距離じゃないかと考えるようになりました。 失敗がベースにあって、そこから一つ一つ失敗の要素を取り除いていく。できる限りの失敗を予防する事で成功を目指す。それが私の野菜作りの基本的な考え方です。 そういう思いで、私が実際に野菜を育てて失敗したこと、そしてなぜ失敗したのか自分なりに考えた事を蓄積していきたいと思います。 その他農業に関するトピックスも少しずつ更新していきます。

野菜づくりの失敗について
①失敗の傾向=どんな症状が出ているか、特徴的な症状は何か?
②原因=症状が出た理由はどんなことが考えられるか?
③対策=次はとうしたらいいか?
という風にできるだけわかりやすく考えます。原因と対策は個人的見解ですのであしからず、、、

【失敗の傾向】とくに新葉、中心あたりの葉に穴が空いている 【原因】コナガの幼虫による食害アブラナ科の大害虫多発したら穴だらけになる緑色が濃いほど誘引する 【対策】2枚目の写真はコナガの成虫小さくて見つけにくいので葉がやられてから気がつく事が多い。雨に弱い。 ...

【失敗の傾向】 ジャガイモの実に穴が開く、クレーターのようになる、実に穴が開く、実がぼこぼこになる 【原因】 オケラによる食害 ダンゴムシによる食害 ナメクジによる食害 ジャガイモの収穫遅れにより多発する マルチや敷き藁等があるとナメクジが発生しやすい 多雨条 ...

【失敗の傾向】ミニトマトを定植したが、なかなか大きくならず下葉が黄色くなり、ヒョロヒョロで元気がない。しばらくすると下葉から枯れあがってきて茎全体が茶色くなってくる【原因】疫病。雨が多く、低温が続くと発生しやすくなる。泥跳ねで下葉から広がる。生育が進んで ...

【失敗の傾向】 ズッキーニの葉に穴が開き、黄色い病斑が出る 【原因】 炭疽病の可能性 6月~7月、高温多湿条件で出やすい。 【対策】 病気にかかった葉を切り落とし、風通しを良くする 取り除いた葉はそのままにしておかず圃場から持ち出る マルチを敷いて泥はねを防ぐ 株 ...

【失敗の傾向】 ニンニクの葉に赤い斑点のような病気が出始める。葉が枯れ始める。 葉色が抜けてしまい茶色くなってくる。 【原因】 赤さび病 例年よりも気温が低く雨が多い年に発生しやすい。風通しが悪く水はけが悪い土地での発生が多い。 周辺にネギや玉ねぎなど赤さび ...

【失敗の傾向】 ソラマメが生育後半(5月~6月)に葉が赤色や黒色・灰色になり枯れ始める さやが黒色に変色する。株全体的に萎れたようになり元気がなくなる 【原因】 おそらくえそモザイク病 虫が媒介するウイルス病であり、ソラマメがかかるウイルス病にはいくつか ...

【失敗の傾向】 カブの葉に細かな穴がたくさん開く。穴だらけになる。 【原因】 ダイコンサルハムシによる食害。(黒いテントウムシのような虫) 【対策】 不織布で覆う。 多発すると対策は困難。 アブラナ科全般にやられてしまう。 ...

【失敗の傾向】 大根の種をまいて芽が出てきたが何者かにかじられて葉がなくなる 【原因】 ダイコンサルハムシ等のハムシ 【対策】 不織布などで覆う 多発すると対策が困難 ...

【失敗の傾向】 大根の地上部にでている所に穴が開く 【原因】 ナメクジによる食害 地上部がでたままで畑においておく時間が長い 【対策】 早く収穫する。 一度抜いて葉を落として再び地中に埋めて保存する。 ...

【失敗の傾向】ナスの葉に白い無数の点々が生じる。葉裏を見るとオレンジ色の小さな虫がいる。ひどい場合はクモの巣状の糸がはる【原因】ハダニ高温乾燥時に発生しやすい。風通しが悪いところやナスの樹勢が落ちる8月に増える。【対策】樹勢の維持とひどい場合は更新剪定をし ...

【失敗の傾向】ピーマンの葉に黒い斑点がでてくるひどくなると全体的に黄色くなり葉が落ちる果実にも病斑がうつる【原因】黒枯病高温多湿条件で発生する【対策】病気になった葉は落とし持ち出す風通しを良くする肥料がきれると発生を助長する ...

【失敗の傾向】ズッキーニの茎葉ばかり大きく育つが実がならない。また生長点がたくさん増える【原因】樹ぼけ梅雨時期に雨がおおく、日照が少ない、また肥料が多い場合に樹ばかり大きく育つ【対策】摘芯し、生長点を一つにする。窒素肥料は減らす。風通しをよくするために垂 ...

【失敗の傾向】同じ時期に定植したオクラの生育にムラができる。大きくなるものと小さいままのものがある【原因】根に何らかの障害がおきているここではおそらくネコブセンチュウの影響が考えられる根を引き抜くとネコブが観察できるネコブセンチュウはオクラにつきやすい【 ...

【失敗の傾向】初めの内は普通に大きくなって行くが途中から、生育がとまり大きくならないまま実が収穫できなくなる。他に健全に育っているものと比べて明らかに小さい【原因】ネコブセンチュウによる連作障害前年度発生したところに何もせずに栽培するて継続して増える【対 ...

【失敗の傾向】 フレンチマリーゴールドをナスやトマトのすぐそばに混植とマリーゴールドが大きくなりすぎてナスやトマトの生育を妨げてしまう 【原因】 フレンチマリーゴールドは作物の近くに植えると光や養分、水分の競合を起こしてしまう フレンチマリーゴールドは生育 ...

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